冷え症のタイプと対策について
こんにちは、タツミ訪問看護ステーション鷺沼の高橋です。
早いものでもう11月ですね。
寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?。
これからの季節、多くの方が悩みを抱えるのが冷え性です。
今回は、当事業所のPTさんが調べてくれた、冷え性のタイプと対策についてお伝えしていきたいと思います。
(※冷え性とは、末梢の毛細血管が収縮し、血流が滞ることで温かい血液が手足の先まで届かずに冷えてしまう状態のことを指します。)
それでは、タイプ別に冷え性を見ていきます。
(1)下半身型
腰から下の下半身が冷える。加齢とともに起こりやすい。
原因:お尻やふくらはぎ等のコリによる血行不良。骨盤の歪みが原因である事が多く、姿勢の悪さや同じ方向を向いての就寝、足を組む事で骨盤が歪み、下半身の血行不良で代謝が悪くなる。
(2)四肢末端型
手足足先が冷える
原因:血行不良により血液が手足の末端まで届かない
(3)内蔵型
手足は温かいが、下腹部や二の腕が冷える。お腹を下す症状を下す症状を伴う。
原因:ストレスにより自立神経が異常をおこし、内臓に血液を集めることが出来ずに内臓が冷えてしまう。
(4)全身型
全身が冷える
原因:ストレスや生活習慣の悪化によって、基礎代謝が低下し全身が冷えてしまう。
対策
それでは、ご家庭ですぐできる冷え性の対策についてご説明します。
対策(1)身体を温める陽性の食べ物を摂取する。
実は、身体を温める陽性の食べ物と身体を冷やす陰性の食べ物があります。
陽性の食べ物:生姜、ネギ、にんにく、ゴボウ、スイカの種、胡麻、黒豆、あずき等
温める飲み物:紅茶、ほうじ茶、烏龍茶、ココア、生姜湯
対策(2)指先のマッサージ、腹式呼吸、運動、ストレッチ、入浴、半身浴
自分の体の不調を改善するには、その不調の原因を正しく理解することが大切です。
冷え性は生活習慣を変えることで改善できますので、今日から少しずつ「脱冷え性」を目指していきましょう。