最近の出来事~胃ろうの造設について

こんにちは、タツミ訪問看護ステーション鷺沼の高橋です。

いつも訪問看護・リハビリテーションをご利用いただき誠にありがとうございます。

訪問看護や在宅療養を身近に感じていただきたいとの思いから、このブログでも私たちの日々の活動をご紹介させていただきます。

私たち訪問看護はご利用者様の自宅に直接お邪魔するため、病院よりも密に関わることが多くなります。

当然、利用者様(患者様)の状態だけでなく、ご家族様の様々な不安や悩みをお聞きする機会も多くあります。

つい先日もこんなことがありました。
訪問先のご利用者様の奥様が胃ろうを作るべきかどうか迷われていたのです。

ご利用者様は、私たちが1年半ほど前から訪問行かせていただいている神経難病の男性でほぼ寝たきりの状態です。

さらにコロナ禍の影響もあり、認知症もかなり進み、意識はあるものの、ご自身での意思決定は、ほとんど不可能な状況です。

在宅主治医の先生から「胃ろうを作るならコロナが少し落ち着いた今しかない」と提案を受けたそうです。

長年連れ添われた奥様としては、少しでも旦那様と長く過ごしたい…でも自分が逆の立場だったら果たして胃ろうを望むだろうか…と、とても迷われていました。

お子さんたちは、父親の胃ろうによる延命には反対の立場をとられています。

もちろん私たち訪問看護師としての立場からは、どちらがいいなどの判断はできません。
(どちらのお気持ちも十分に理解できます。)

ご利用者様の状態をしっかりと看ること、奥様やご家族のお気持ちやお悩みをしっかりとお聞きすること、パンフレットをお渡しするなどして胃ろうについての理解を深めていただくことなどに限られてしまいます。

今の時点ではどちらの判断をされるかは、決まっていませんが、奥様、ご家族のみなさんが、後悔のないよう、納得のいく形で判断されることを願っております。

さいごに

近年では、人生の最期を自宅で迎えたいと願う方も多くいらっしゃいます。

私たちは、どのような状況でも、ご利用者様、ご家族のお気持ちを伺いながら、ご利用者様が希望されている形での療養生活をお手伝いさせていただきます。

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